LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

皆さんこんにちは。

バンブーシュート ヘッドコーチの沼田です。

今シーズン最終戦となったリコーカップについての思った事などを書いていきたいと思います。

 

 

 

 

この試合の出場資格は2019年度LPGAツアー優勝者、同年度賞金ランキング30位以内、ロレックスランキング上位30位等、今年調子が良かった選手だけが出場出来る大会です。

 

 

 

賞金女王争いもとても白熱しました。渋野選手の逆転女王なるかと期待されましたが、初日の出遅れが響き、2位タイでしたが今年大健闘したと思います。

今季国内4勝、なんと言っても海外メジャー優勝を果たし、誰もが賞金女王になると思われたはずです。

しかしLPGAの賞金ランキングに海外試合の賞金は加算されないのです。ここが加算されていれば、ぶっちぎりで賞金女王になれていたので、この部分に関しては一早く改善された方がいいと思います。

 

 

 

そして渋野選手を抑えて2年連続賞金女王になったのは、鈴木愛選手でした。初日、2日目とグリーンで苦しめられ、スコアを伸ばす事は出来ませんでしたが、3日目、最終日と見事に修正し、気づいてみれば5位タイ。本当に実力のある選手ですね。


 

 

 

今大会優勝したのは、今季から日本ツアーに参戦しているペ・ソンウ選手でした。

 

 

 

 

スイングの完成度が非常に高く、キレのあるショットを放っていきます。バックスイングではシャフトを立てながら上げていき、切り返しでは立てたシャフトをが若干寝ながら降りてくるループスイングです。

このループスイングの利点は切り返しでしっかりとインサイドからインパクト出来るので、球をしっかりと捕まえることができます。またボディターンを積極的に使うので手先のスイングになりにくく、身体がしっかり動き続ける事が出来るので、ミスも出にくいスイングなんです。

しかしグリーン上はあまり得意ではない様な印象を持っていましたが、最終日はロングパットを何発も決めていました。ショットの精度が高く、あれだけパターンが入ればビックスコアも出るなと納得してしまいます。

そして今週はファイナルQTが埼玉県のこだまゴルフクラブで行われます。シード落ちの選手、来年の前半戦を獲得したい若手選手、またベテラン選手の白熱した4日間が始まります。皆さんも来年どんな選手がまたツアーを盛り上げてくれるのか楽しみにしましょう。

 

バンブーシュート沼田でした。

プロキャディのお仕事③

皆さんこんにちは。

バンブーシュート ヘッドコーチの沼田です。

今回もプロキャディはどんな仕事をしているのかを紹介していきたいと思います。

前回はコースチェックの話をさせて頂きました。コースチェック後の話をしていきたいと思います。

他のプロキャディと情報交換


コースチェックが終わり、選手の入り時間待ちの間に他のプロキャディさんと情報交換をします。例えば番のグリーン左サイドの芝付きが悪いからあそこには外さない方がいい。または番の風向きは林などの影響で風が回っているので注意した方がいい等といった細かい情報を共有していきます。

毎年会場のコースはそこまで変わらないので、何年も同じコースで開催している試合が多いのでベテランキャディの人達は多くの情報を自分たちよりも多く持っています。その方達と情報交換する事はコースを攻める上でとても大事な要素になってきます。

なので他のプロキャディと仲良くする事も大事になってきます。

郵送された荷物を受け取り準備


また情報交換が終わったら、会場に送っている選手の荷物を受け取ります。キャディバックや、スパイク、ウエアといったいろんな荷物を会場からまた別会場に送っていくので、相当大きな荷物です。そういった物を出してすぐに使えるような状態にしておく必要があります。

なのでスパイクやウエアといった物を出して置いておき、キャディバックも出したらクラブ一式をタオルで拭いて準備をしておきます。こういった細々の作業も大抵はキャディの仕事になってきます。

そうして選手が来たらスムーズに練習ラウンドに向かう流れとなっています。

次回はいよいよ練習ラウンドの話をします。

バンブーシュート 沼田でした。

大王製紙エリエールレディスオープン

皆さんこんにちは。

バンブーシュート ヘッドコーチの沼田です。

 

 

 

 

 

 

 

渋野選手凄いですね。まさか優勝するとは思いませんでしたが、久しぶりにショットとパットが噛み合ったラウンドが出来ていたと思います。最近振り切りが悪く、球も左右に曲がる事が多かったですが、先週の試合は全英オープンで勝った時のようなスイングで振り切れていました。

またラスト3ホールで天気が急変。雨風が激しく優勝争いをしている選手達が軒並みスコアを崩す中、渋野選手には神風になった事は間違いないです。

 

 

 

そしてなんといっても渋野選手を担いでいた女性キャディは自分と同い年なんです。性格もよく、福岡出身の彼女ですが、以前は権藤可恋プロの専属キャディでした。自分も同い年ということもあり交流も結構あり、同い年の会を開いて絆を深めていたので今回の優勝は自分にとっても感動する優勝でした。

先週の試合でシード権の争いが終了したわけですが、全然自分が担いでいた選手は残念ながらシード落ち。去年2勝したからといって毎年シードを取れるかと言うとそうではない厳しい世界です。

 

 

 

 

また女子ツアーを支えてきたベテランプロもツアー撤退を発表しましたんね。大江香織選手、一ノ瀬優希選手、佐伯三貴選手、諸見里しのぶ選手と錚々たる方々の引退。こんな実力がある人達の引退は本当にびっくりしました。

それほど年々ツアーのレベルが上がっている証拠でもあるのでもその分見ている方は面白いかもしれませんね。

 

今週は最終戦のリコーカップ。そして12月頭にはファイナルQTが控えています。来年の職場をかけた熾烈な争いです。自分も1回キャディをやりましたが、みんな必死ですし、ピリピリしているので揉め事も起きます。他の選手のキャディが邪魔をして激怒。親も介入して大騒ぎになった経験があります。笑

その中で誰が来年出られるか。QTの方も注目してみてくださいね。

バンブーシュート 沼田でした。

プロキャディのお仕事②

皆さんこんにちは。

バンブーシュート ヘッドコーチの沼田です。

今回は前回の続きでプロキャディはどんな仕事をしているのかを紹介していきたいと思います。

車移動も仕事のうちというお話をさせて頂きましたが、ここから本格的にキャディの仕事に触れていきたいと思います。

 

 

 

 

 

女子の場合、3日間試合がほとんどです。しかし会場に入るのは火曜日からになりますので、ほぼ1週間いる事になります。

また4日間試合の場合、月曜日から会場に入るので、完全に1週間単位で動いていく事になります。

私の場合ですが、火曜日の早朝に会場のコースに行きます。(大体6時前から6時過ぎの間)です。クラブハウスに着くと試合で使うヤーデージメモを購入します。

 

 

 

 

 

ちなみに価格は3,000円します。少し高い気がしますが、ここにグリーンの傾斜や距離も正確に書いてあるので、キャディも選手もこちらを試合中に使用します。

ヤーデージメモを購入したら、いざコースの下見を行います。選手には事前にインとアウトどちらを今日回るか聞いておきます。そして当日回る9ホールをしっかりと下見をしていきます。(選手によっては18ホール回る事も多い)

下見でどこを見るかというと、まずはティーボックスからの狙い目です。選手の持ち球、飛距離を考慮して考えます。そこも大体ではなく例えばフェアウェイ左サイドにある斜めの木などといった詳細を書いていきます。

 

そしてセカンド位置に移動するわけですが、左右のラフの状況を確認します。左サイドはラフがそこまで深くないが右サイドは深いなど、グリーンに向かって逆目なのか順目なのかもチェックします。

左右にショットが曲がった場合、左右どちらだったらオッケーか、またはどこまで仮に曲がってもグリーンを狙えるかもチェックします。

そしてグリーンに向かうわけですが、グリーンサイドの確認もまず行います。過去の試合で使われたピンポジションなどを参考にして、外していところ、外したら寄らないところをメモします。

またグリーンの傾斜もヤーデージメモに書いてありますが、自分でボールを転がして実際の曲がり幅などをチェックします。

この様な作業を9ホール行っていきます。他の選手の練習ラウンドなどにもついて実際のラフからのショットやグリーンの硬さなどもチェックします。

これを1人で行う方もいれば、何人かでコースをチェックするグループがいるなど、やり方は様々です。

少し文章が長くなってしまったので、今日はここまでに致します。

次回はこの後に行う仕事内容について説明していきたいと思います。

 

バンブーシュート沼田でした。

伊藤園レディスゴルフトーナメント

皆さんこんにちは。

バンブーシュート ヘッドコーチの沼田です。

今回は伊藤園レディスゴルフトーナメントを見た個人的感想を述べていきたいと思います。

 

 

 

 

12年ぶりの3連勝。それにしても鈴木愛選手強いです。今回の優勝で賞金ランクも1位となりました。

今大会はあまりショットの調子は良くなさそうでしたが、持ち前のショートゲーム。特にパッティングが好調でした。彼女のパッティングの特徴は少しアッパー目にボールを捉える事です。打った瞬間から順回転のボールを打てるので、ゆっくり転がるんですが、カップに吸い込まれるという天性の巧さがあります。

そのせいか、試合中ミスショットを打ったとしてもそこまでイライラする事もなく、メンタルの部分も安定していたように思います。

その一方逆転されたシンジエ選手。

 

 

 

 

過去に世界ランキング1位になったり、米ツアーの賞金女王にもなった選手ですが、まだ日本の賞金女王にはなった事がないんです。なので並々ならぬ思いだと思いますが、今週はショットが珍しく不調でした。いつもより出球が左に出ており少し引っかけ気味のショットが多かったように思います。

下半身主導でスイングは出来ているはずですが、ちょっと上体の力も入ってしまっているので、バランスがいつもよりは悪かったですね。しかし技術は断トツで飛び抜けてる選手。まだ2試合あるのでまだどうなるかわかりません。

 

 

 

 

最後に先週の試合を最後に引退された大江香織選手。本当にお疲れ様でした。すごく良い人で、自分がキャディをやっている時も気さくに話掛けてくれたりなど、いろんな人に慕われている方です。第2のゴルフ人生も頑張ってほしいですね。

バンブーシュート沼田でした。