クレーター状目玉の構えとイメージ
フォローで砂ごとボールをかき出す
- 最後に、目玉でもボールの周りが土手になって埋まっている状態のときの脱出方法を教えてもらえますか。
沼田:これが一番難しくて、正直パワーが必要です。ボールの周りにある土手とボールを、ヘッドですべてかき出さないとボールは出ません。
まずフェースを閉じ構え土手の手前にセット。あとは腰を地面と水平に素早く回転させて、フォローでヘッドを低く長く動かします。ちょっと難しいですが、必ず出ますのでやってみてください。
フェースを閉じてスタンス幅ぶんの砂を取るイメージ
ボール手前の土手からヘッドを入れるイメージを持とう。スタンス幅くらいの砂をヘッドでかき出さないと、一発で脱出できない。パワーが必要で難易度が高い
通常の目玉と同じように、ボール手前ギリギリにヘッドを入れると、トップしてしまうので要注意
腰を水平に回しヘッドを低く出す
ヘッドを低く長く出して砂ごとかき出すには、腰を地面と水平回転させることがポイント。手先で行うと、ヘッドが砂の抵抗に負けてボールを飛ばすことはできない
<仕組みがわかれば超簡単!悪夢の目玉一発脱出>
①(状況判断)埋まり具合でヘッドの入れ方が変わる!
②(ボールのとらえ方)半分以上埋まっていたらフェースを閉じる
③(打ち方)ヘッドの重みを感じて左手で振り下ろす
④(クレーター状の目玉)土手の前から入れて砂をかき出す
週刊ゴルフダイジェスト
2020-5 | 5号に連載されています。