2019年クォリファイングトーナメント

皆さんこんにちは

バンブーシュート ヘッドコーチの沼田です。

先日行われた、LPGAツアーのクォリファイトーナメントの私が注目している選手などをご紹介したいと思います。

そもそもクォリファイングトーナメントとは?


クォリファイングトーナメントとは、翌年度のLPGAツアーおよびLPGAステップ・アップ・ツアーの出場資格を決定するためのトーナメント。LPGAツアーにおける第1回目のリランキングまでは、クォリファイングトーナメントの順位により出場資格が決定するものです。

そしてファイナルQTは4日間行われます。ここに出場している選手は30位前後までの順位に入れば、2020年のLPGツアーの前半戦に出場する権利が与えられます。

また圏外の選手も下部ツアーであるステップアップツアーに出場することが出来ます。来年の職場をかけた熾烈な争いになるので、普段ツアーで観るような華やかな現場ではなく、選手全員が必死になって権利を取りに行きます。

一般の観客も入る事が許されず、関係者だけが会場に入る事が許されます。私も過去に1回だけファイナルQTのキャディをやらせていただきましたが、とても緊張感があり、普段のプレーはもちろん、正常な精神状態ではゴルフが出来ません。

こうした状況下の中で最善のプレーをしなくてはならないので、キャディの方も精神的に参ってしまい、終わった後はグッタリです。

その中で上位に入り、来年活躍しそうな選手を数人紹介したいと思います。

出場権を得た注目選手


 

 

 

 

1番の注目選手は安田祐香選手です。アマチュア時代からツアーに出場し、何度も優勝争いをしていますし、今年のプロテストはしっかり合格し、QTでもしっかりと2位に入りました。

彼女の長所はなんといってもアイアンショットです。非常にスイングもしっかりしており、持ち球はドローボールですが、しっかりグリーンにも止めていきます。これはしっかりとボールをヒットし、スピンをかけているからこそ成せる技です。

また精神的にも非常にタフで少々ミスをしても表情に一切出しません。喜怒哀楽が非常に少なく、淡々とプレーを行なっている姿はいつでも優勝出来そうな感じが漂っています。

 

注目しているもう1名の選手

 

 

 

 

 

吉川桃選手です。今年はステップアップツアーが主戦場だった彼女ですが、開幕戦でいきなり優勝。

その後も調子の波はありましたが、しっかりとQTでも34位に入り、来年の前半戦を獲得しました。

彼女はドライバーショットと100ヤード以内のショットの定評が高い選手です。ショットメーカーでスイングも安定感があり、軸をずらさず打っていくのでミート率が高いです。今は飛距離アップを図っている最中の様で230ヤード程だった飛距離が10ヤード程伸びているとの事で、これならLPGAツアーでも十分活躍できる飛距離があると思います。

この様に注目選手は非常に多いです。皆さんもご自身の注目選手を探してみてはいかがでしょうか?ツアー観戦もオススメですよ。

 

バンブーシュート 沼田でした。

 

 

 

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

皆さんこんにちは。

バンブーシュート ヘッドコーチの沼田です。

今シーズン最終戦となったリコーカップについての思った事などを書いていきたいと思います。

 

 

 

 

この試合の出場資格は2019年度LPGAツアー優勝者、同年度賞金ランキング30位以内、ロレックスランキング上位30位等、今年調子が良かった選手だけが出場出来る大会です。

 

 

 

賞金女王争いもとても白熱しました。渋野選手の逆転女王なるかと期待されましたが、初日の出遅れが響き、2位タイでしたが今年大健闘したと思います。

今季国内4勝、なんと言っても海外メジャー優勝を果たし、誰もが賞金女王になると思われたはずです。

しかしLPGAの賞金ランキングに海外試合の賞金は加算されないのです。ここが加算されていれば、ぶっちぎりで賞金女王になれていたので、この部分に関しては一早く改善された方がいいと思います。

 

 

 

そして渋野選手を抑えて2年連続賞金女王になったのは、鈴木愛選手でした。初日、2日目とグリーンで苦しめられ、スコアを伸ばす事は出来ませんでしたが、3日目、最終日と見事に修正し、気づいてみれば5位タイ。本当に実力のある選手ですね。


 

 

 

今大会優勝したのは、今季から日本ツアーに参戦しているペ・ソンウ選手でした。

 

 

 

 

スイングの完成度が非常に高く、キレのあるショットを放っていきます。バックスイングではシャフトを立てながら上げていき、切り返しでは立てたシャフトをが若干寝ながら降りてくるループスイングです。

このループスイングの利点は切り返しでしっかりとインサイドからインパクト出来るので、球をしっかりと捕まえることができます。またボディターンを積極的に使うので手先のスイングになりにくく、身体がしっかり動き続ける事が出来るので、ミスも出にくいスイングなんです。

しかしグリーン上はあまり得意ではない様な印象を持っていましたが、最終日はロングパットを何発も決めていました。ショットの精度が高く、あれだけパターンが入ればビックスコアも出るなと納得してしまいます。

そして今週はファイナルQTが埼玉県のこだまゴルフクラブで行われます。シード落ちの選手、来年の前半戦を獲得したい若手選手、またベテラン選手の白熱した4日間が始まります。皆さんも来年どんな選手がまたツアーを盛り上げてくれるのか楽しみにしましょう。

 

バンブーシュート沼田でした。

大王製紙エリエールレディスオープン

皆さんこんにちは。

バンブーシュート ヘッドコーチの沼田です。

 

 

 

 

 

 

 

渋野選手凄いですね。まさか優勝するとは思いませんでしたが、久しぶりにショットとパットが噛み合ったラウンドが出来ていたと思います。最近振り切りが悪く、球も左右に曲がる事が多かったですが、先週の試合は全英オープンで勝った時のようなスイングで振り切れていました。

またラスト3ホールで天気が急変。雨風が激しく優勝争いをしている選手達が軒並みスコアを崩す中、渋野選手には神風になった事は間違いないです。

 

 

 

そしてなんといっても渋野選手を担いでいた女性キャディは自分と同い年なんです。性格もよく、福岡出身の彼女ですが、以前は権藤可恋プロの専属キャディでした。自分も同い年ということもあり交流も結構あり、同い年の会を開いて絆を深めていたので今回の優勝は自分にとっても感動する優勝でした。

先週の試合でシード権の争いが終了したわけですが、全然自分が担いでいた選手は残念ながらシード落ち。去年2勝したからといって毎年シードを取れるかと言うとそうではない厳しい世界です。

 

 

 

 

また女子ツアーを支えてきたベテランプロもツアー撤退を発表しましたんね。大江香織選手、一ノ瀬優希選手、佐伯三貴選手、諸見里しのぶ選手と錚々たる方々の引退。こんな実力がある人達の引退は本当にびっくりしました。

それほど年々ツアーのレベルが上がっている証拠でもあるのでもその分見ている方は面白いかもしれませんね。

 

今週は最終戦のリコーカップ。そして12月頭にはファイナルQTが控えています。来年の職場をかけた熾烈な争いです。自分も1回キャディをやりましたが、みんな必死ですし、ピリピリしているので揉め事も起きます。他の選手のキャディが邪魔をして激怒。親も介入して大騒ぎになった経験があります。笑

その中で誰が来年出られるか。QTの方も注目してみてくださいね。

バンブーシュート 沼田でした。

伊藤園レディスゴルフトーナメント

皆さんこんにちは。

バンブーシュート ヘッドコーチの沼田です。

今回は伊藤園レディスゴルフトーナメントを見た個人的感想を述べていきたいと思います。

 

 

 

 

12年ぶりの3連勝。それにしても鈴木愛選手強いです。今回の優勝で賞金ランクも1位となりました。

今大会はあまりショットの調子は良くなさそうでしたが、持ち前のショートゲーム。特にパッティングが好調でした。彼女のパッティングの特徴は少しアッパー目にボールを捉える事です。打った瞬間から順回転のボールを打てるので、ゆっくり転がるんですが、カップに吸い込まれるという天性の巧さがあります。

そのせいか、試合中ミスショットを打ったとしてもそこまでイライラする事もなく、メンタルの部分も安定していたように思います。

その一方逆転されたシンジエ選手。

 

 

 

 

過去に世界ランキング1位になったり、米ツアーの賞金女王にもなった選手ですが、まだ日本の賞金女王にはなった事がないんです。なので並々ならぬ思いだと思いますが、今週はショットが珍しく不調でした。いつもより出球が左に出ており少し引っかけ気味のショットが多かったように思います。

下半身主導でスイングは出来ているはずですが、ちょっと上体の力も入ってしまっているので、バランスがいつもよりは悪かったですね。しかし技術は断トツで飛び抜けてる選手。まだ2試合あるのでまだどうなるかわかりません。

 

 

 

 

最後に先週の試合を最後に引退された大江香織選手。本当にお疲れ様でした。すごく良い人で、自分がキャディをやっている時も気さくに話掛けてくれたりなど、いろんな人に慕われている方です。第2のゴルフ人生も頑張ってほしいですね。

バンブーシュート沼田でした。

TOTOジャパンクラシック

皆さんこんにちは。

バンブーシュート ヘッドコーチの沼田です。

今回はTOTOジャパンクラシックの個人的に見た感想などを書いていきたいと思います。

日本で唯一のアメリカツアー公式戦


 

この試合は日本で唯一のアメリカツアーの公式試合になります。選手、キャディの対応も特別で通常だとヤーデージメモなどは自分で購入するのですが、この試合はLPGAから無料で配布されます。またクラブハウスでの食事も無料で食べられるので、大会関係者は皆ゴルフ場で食事を取ります。

 

 

 

 

そんなアメリカツアー初優勝を挙げ、2週連続優勝をしたのは、鈴木愛選手です。先々週の三菱電機での優勝そのままの調子で臨んでいるので、プレーにも安定感があるのはもちろんですが、ショットは今週の方がキレているような印象でした。

持ち球はドローボールですが、悪くなると曲がり幅が大きくコントロールするのも難しいですが、今試合はほとんどストレートのドローボールを打てているので、体のキレも戻ってきている感じでした。

 

 

 

 

またワンピン以内に付ければほとんどパットを外す事もないので、自信を持ってプレーができたと思います。

しかしアメリカツアーの猛者達が参戦しているので、油断しているとすぐに逆転されてしまう可能性があるぐらいトップレベルの選手が集まっています。しかしバックナインで2位と5打差がついている状態だったので、流石にトップに追いつくには厳しい状況でしたね。

また少し話は変わりますが、同じ期間で女子の最終プロテストも行われていました。ミレニアム世代やプロのツアーで上位に行く様な選手がゴロゴロといる熾烈な争いでした。合格者も21名なので合格するにも非常に厳しいです。

 

 

 

 

 

しかも今回のプロテストは去年までとは違い、プロゴルファーとして戦うフィールドを失ってしまう過酷なものです。その中で通過した選手は技術はもちろん、精神力にも長けた選手が集まっているので、来年以降のツアーをもっと盛り上げてくれると思います。

女子ツアーも残り3試合、シード争いは残り2試合しかありません。去年シードを取った選手も今年はまだシードに届いていない選手も大勢います。世代交代の波が激しいですが、新しい選手もどんどん出てくるので目が離せませんね。

 

バンブーシュート沼田でした。